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国際交流

「2022年度後期バディ・プログラム」を実施しました

今年度後期の「バディ・プログラム」を実施しました。
多くの留学生が在籍するこの大学で、国籍を超えて学生が異文化への理解を深めるとともに留学生の日本語コミュニケーション力向上を目指したこのプログラムも3期目の取組となりました。

今期は大人数での交流機会を設けられませんでしたが、プログラムへの参加者間で互いの文化や認識への理解を深めることができたようです。
また、ラオスや韓国といった海外からの訪問受け入れ時に訪問学生との交流に参加してくれたこともあり、このプログラムをきっかけに様々な国への興味を広げもらえたのではないかと感じています。

今期も参加者から体験談を寄稿してもらいましたのでご紹介します。

木下 裕太郎 さん / 国際交流学部 (日本語バディ)
 バディ:中国 (留学生バディ)

 坪根先生の勧めもありバディ・プログラムに参加させていただきました。バディの劉さんはとても優しく話しやすい空気を作ってくださいました。
 中国のことについてよく質問しましたが、印象に残っているのは、日本でよくみる旅行者の日本製品爆買いについてです。自分のものだけでなく友人の分も購入していると聞き、日本に来られる人が来られない人の分も買っているのだということに驚きました。日本製品が日本以外でも広く使われ求められることに日本の技術・製品品質は素晴らしいものなのだと感じることができました。また、話してみないと実態が分からず、自分の持つ偏見などはなくならないのだなと強く感じたことも、この交流での経験になりました。

劉 沢宇 さん / 観光学部 (留学生バディ)
 バディ:日本 (日本語バディ)

 現代では人はネット情報やスマホに夢中で、面前の人との関係から離れてしまっているからこそコミュニケーション能力の大切さが表面化してきました。そこで、自分のコミュニケーション能力向上を狙って、バディ・プログラムに参加しています。
 活動内容は日本語でバディと交流することだけど、ただ話し合うだけでなく、相手の習慣や考え方を、たとえ納得できない場面でも受け入れ傾聴できるようになることが大切だと思い活動してきました。それに、コミュニケーション能力は人間の身体機能と同じで、使えば使うほど上達し、逆にあまり使わないと退化します。だからこそ、みんなもバディ・プログラムに参加しよう!