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お知らせ

第2回「観光と国際交流の研究会」を開催!

 323()、本科・別科職員(当時)の趙麗君氏を招き、「漢語接尾辞「-化」の史的変遷」の題目で、2回目の研究会を開催しました。当日は6名の聴衆者を迎えて、まず、趙麗君氏が岡山大学大学院社会文化科研究科に提出した博士学位記論文の一部を、40分余りの時間をかけて発表をおこないました。

 その後、趙氏は「-化」に着目した契機を尋ねる質問に始まり、「-的」との違い、「-化」の用例を中国語科学書や訳本、江戸時代の蘭学者の訳本に辿る意味変化から形変化について、また現代的な用法への論及まで指摘されました。

 聴衆側からも多くの意見が聞かれ、充実した楽しい研究会となりました。研究会の最後には「次、私が発表したいです。」という教員の発言まで飛び出し、全く嬉しいものでした。

 次回の研究会の予定はまだ決まっておりませんが、定期的に開催したいと研究への志を強くいたしました。皆さまの次のご参加をお待ちしております。(文責:山口隆子・谷口裕久)