日本で活躍する留学生OB・OGよりメッセージが届きました。

■R.Hラクミニ・ラナシンハさん（2016年3月 観光学部卒業）＜大阪マリオット都ホテル＞

【世界に誇る日本のおもてなしを、いつか母国スリランカに広めたい】

～お客様の特別な日に、プラスの価値を届ける～
お部屋までのご案内から、観光地の案内やレストランの予約。お客様のご要望にお応えするベルアテンダントの仕事はとても幅広く、他分野の知識や対応力が求められます。このホテルはアニバーサリーのお祝いでご利用されるお客様が多いため、私のご提案で特別な一日にプラスの価値をお届けできるのが大きなやりがい。日々の出会いやふれ合いはやはり、ホテルで働く一番の醍醐味ですね。

～言葉が通じない不安を、理解できる私だから～
日本語を学ぶためにスリランカから留学してきた私に、めざすべき未来を教えてくれたのは日本のおもてなし。その素晴らしさに感動して、サービスやホテルの仕事に興味を持ちました。夢を叶えるため、入学した大阪観光大学ではホテルマーケティングを専攻。ゲストの目的に応じたサービスを提供する意識が磨かれました。お客様の年齢やお国柄に合わせたご提案を心掛けています。私自身、初めて日本を訪れた際に言葉が通じず不安でしたので、自分の語学力を活かしてお客様のお力になれるのは本当に嬉しいです。現在の仕事で日本のおもてなしやサービスをしっかりと理解し、身についたノウハウをいつか母国に広められたら… と考えています。

■朴鐘吉（パクジョンギル）さん（2019年3月 観光学部卒業）＜藤田観光グループ 太閤園株式会社＞

【日本で出会った「おもてなし」でたくさんの人を幸せにしたい】

～私たちの心配りが、お客様の喜びになる～
太閤園は、明治時代の実業家・藤田傳三郎男爵の邸宅を前身とし、敷地内には伝統的な日本庭園が広がっています。婚礼や宴会などの会場としてご利用いただけ、「おもてなしの心」を大切にお客様に上質な時間をご提供しています。現在、私は主に宴会での配膳や給仕、接客などを担当。日本のおもてなしを実践するなかで、お客様に喜んでもらえ、楽しいひと時を共有できることにやりがいを感じています。日本に留学し、実際に日本のサービスを体験したとき、想像以上の心配りがあり感動しました。そのホスピタリティを大学で学び、おもてなしを通して人を幸せにしたいと思うようになったのが今の原点。今後さらに「おもてなしの心」を育み、宴会や婚礼のサービスをまとめるような存在になっていきたいです。