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韓国・聖潔大学校 韓国語・韓国文化研修を実施しました
2022年8月22日~9月1日の11日間の日程で、本学の協定校である韓国・聖潔大学校にて実施された韓国語・韓国文化研修を本学学生4名(日本人3名、マレーシア人1名)が修了しました。
今回の研修では、「韓国語と韓国文化の学習を通し、両大学の学生が交流と相互理解を深め、知見を広げる」ことを目的として企画され、コロナ禍以降初めての海外渡航研修となりました。
≪ 時間割 ≫
場所 | 午前(10:00~12:30) | 午後(13:30~16:00) | ||||
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1日目 | 安養 | 出発 | オリエンテーション&歓迎会 | |||
2日目 | 韓国語 | 韓国語 | 見学(学校 / 学校周辺) | |||
3日目 | 韓国語 | 韓国語 | 見学(古城 / 古墳) | |||
4日目 | 釜山 | 移動 | 韓国語 | 韓国文化 | 見学(釜山税関 / 韓国海洋振興公社) | |
5日目 | 韓国語 | 韓国文化 | 韓国語 | 見学(広安里) | ||
6日目 | 韓国語 | 韓国文化 | 自由見学&学生交流 | |||
7日目 | 韓国語 | 韓国文化 | 見学(伝統市場 / ショッピングセンター) | |||
8日目 | 韓国語 | 韓国文化 | 見学(海雲台) | |||
9日目 | 安養 | 移動 | 韓国語 | 韓国語 | ||
10日目 | プレゼンテーション 修了式 |
見学(KBSドラマセット場) | ||||
11日目 | 帰国 | ─ |
今回は午前中に韓国語と韓国文化を教室で学び、午後からは町へ繰り出して日韓の文化の違いを発見・体験するプログラム構成でした。
釜山での研修のための移動もあるなか、聖潔大学校の学生さんが全行程で一日中付き添ってくれたおかげで、学生同士が深い交流を結ぶ機会となりました。
【左:聖潔大学校キャンパス / 右:午前の講義も聖潔大学校の学生さんがサポートしてくれました】
【左:安養から学外研修へは公共バスなどで移動 / 右:水原(スウォン)のKBSドラマセット見学】
【KTX(韓国高速鉄道)でソウルから釜山(プサン)を往復】
【釜山での昼食 釜山名物・ミルミョン / 食文化の違いは「旅」を生む重要な要素です】
【左:釜山・広安(クァンアン)大橋の夜景 / 右:釜山チャイナタウン】
韓国への短期訪問査証発給が再開してすぐに実施を決めたこの研修では、コロナ前の常識が通用しない旅行手配・準備となり、研修参加者はもとより受け入れの聖潔大学校、送り出しの本学とも入念な準備と危機管理体制を確保しての研修実施となりました。
コロナ禍を経て観光業が停止している中、ホテルの休業・廃業で宿泊施設が見つからないということも経験しました。そこで、大阪観光大学らしい発想転換で「FIT(Foreign Independent Tour)旅行者が利用するairbnbを体験してしまおう!」ということで民泊を取り入れたのもウィズコロナきっかけの試みでした。
渡航準備から滞在・帰国に至るまで恐らくこの先は必要なくなる煩雑な手続きを経験し、それらを乗り越え韓国の学生と交流し、五感で学んだことは本学専攻の国際交流と観光の視点で参加者それぞれが大きな気づきを得た研修となったのではないでしょうか。
最終プレゼンテーションのテーマは、両国交流の成果として、本学の学生は日本の文化を、韓国の学生は韓国の文化をそれぞれ見つめなおして再発見することでした。
プレゼンテーション会場には聖潔大学校の先生方のほか、現地の新聞取材班も複数集まったため、予想外に大勢の聴衆を前に発表者達は少し緊張した面持ちでスタートしました。
ただ一旦本番が始まると、本学の学生が韓国語で自己紹介を行った後は日韓学生ペアが日本語・韓国語で掛け合ってプレゼンテーションをし、各ペアがそれぞれの特色を出しながら、時には笑いを交え和やかに進行しました。
【プレゼンテーション:韓国のパリパリ文化と日本のマイペース文化について】
【修了式で聖潔大学校総長より修了証書を授与されました(この日は現地新聞の取材班も)】
研修中に撮影された動画が修了式前に会場で流れ、聖潔大学校学生の皆さんからは日本や日本語への興味が高まったというインタビュー回答もあり、両大学の学生が国際交流の確実な一歩を踏んだ研修となりました。
12月に聖潔大学校の皆さんが本学を訪問するという発表もあり、我々一同、聖潔大学校研修生の来訪をいまから心待ちにしています。
尚、今回の学修に関し所定の課程・成績を修めた学生には本学での学修としての単位が認定されました。
研修を終えてみて、参加学生より一様に韓国語学習を続けたいという意欲が伺えたことから、今後の学習、そして協定校との次の交流へとつながる研修となりました。
またアンケートでは学生の満足度で高い評価を受けたこともあり、今後も継続してプログラムを実施していきたいと考えています。
< プログラム参加学生へのアンケート回答を公開しています >
研修の様子(動画)
今回のプログラムに参加した学生による体験談(学年はプログラム参加当時のものです。)
観光学部1年 譚 丞佑 さん
今回のプログラムに参加してよかったことは、韓国語の勉強が出来たこと、聖潔大学の学生さんと楽しく意見を交換することも出来たし、テキスト以外の韓国語を様々な場所で学べたことです。授業が終わると、聖潔大学の学生さんと楽しく韓国の著名な観光地を訪ねました。観光地についても色々説明してくださり、韓国の様々な文化と歴史を理解することが出来ました。さらに新しい発見なのですが、韓国語の音と日本語の音はすごく似ているということです。もう一つ、私にとって韓国文字は非常にかっこいいと思いました。
【左:ソウル・光化門(クァンファンムン) / 右:釜山・ソンジョン駅旧駅舎の廃線跡】
観光学部2年 松林 里紗 さん
韓国の文化や日本との違いなどについて知ることが出来ました。 私は韓国人の友達を作りたかったのでとても良い機会でした。また、会話も出来たのですごく良かったです。 私はこの経験から韓国のことをもっと知りたいと思いました。 プログラムは水原古城見学の時に汽車に乗ったり、釜山の伝統市場で食べ物や雰囲気を楽しんだり、KBS撮影所でどのように撮られているかなどを見たりしたことが記憶に残っていて良い体験でした。また、私は韓国ドラマをよく見るので良い経験になりました。
【聖潔大学校キャンパスツアー】
観光学部2年 桐山 来未 さん
今回の研修で私は初めて海外に行きました。不安なこともたくさんあって、怖かったです。でも最初は10日間なんて長すぎると思っていましたが、この10日間は長かったようで短かったです。毎日新鮮な体験をさせてもらって、ソンギョル大学の学生さんたちとの交流、韓国の観光などとてもいい経験になったと思いました。普段生活している日本とは雰囲気がガラッと変わるのでなれることは出来なかったけど、韓国の文化に触れることが出来て良かったと思いました。また韓国に行きたいです。
【釜山・ソンジョンビーチにて日韓学生思い出のひとコマ】
【左:本場のチャジャンミョンとタンスユク / 右:韓国限定フレーバーのシューティングスター(真ん中右端) ~サーティーワンアイスクリームにて~】
観光学部4年 三上 眞彩 さん
今回、このプログラムに参加して一番良かったなと思ったことは、韓国のお友達がたくさんできたことです。正直、日にちもそんなに長くないから仲良くなれるとは思っていなかったけれど、みんなと美味しいものを食べたり観光したり、おしゃべりしたことですごく仲良くなれたと感じました。また、拙い韓国語でも理解してすごく褒めてくれたり、私が理解できるように簡単な韓国語や日本語を交えて話してくれたからとても楽しく韓国語に触れることができました。次にみんなと会えた時には韓国語で会話できるようにこれからも勉強を頑張ろうと思います。
【左:色鮮やかなカフェオーダー / 右:釜山・ソンジョンビーチの美しい夕景にin LOVE】