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お知らせ

【重要】大阪観光大学中期計画(初版) ~ 大阪観光大学 9の約束

 大阪観光大学は2021年4月現在、民事再生中の学校法人明浄学院のもとにあります。
 大阪観光大学は、1985年に設立された大阪明浄女子短期大学、2000年に設立された大阪明浄大学、2006年からの大阪観光大学の歴史を継承しつつ、2022年4月に一法人一大学となった学校法人のもとでの大阪観光大学として再出発します。
 この計画は、2022年4月からの再出発を展望し、全教職員の参加のもとに作り上げ、2021年3月27日の学校法人明浄学院理事会で承認されたものです。
 実施については、理事会のもとに理事長、学長を先頭とする全教職員、そして学生の参加によって行う決意です。なおここに公表するものは、「2021-2026中期計画」(初版)であり、今後一年、学内はもとより卒業生ほか多くの関心ある方々との意見交換をへて「中期計画(確定版)」を策定します。

大阪観光大学中期計画2021-2026 (初版)

基本的目標

■大阪観光大学は、南に高野・熊野、北には京都、奈良という古都を望み、また関西国際空港に隣接するという<観光>を究め学ぶことのできる最適な場に位置する。

■大阪観光大学は、先端的観光学研究を基礎に、未来社会を見据えた次世代型観光教育を実現することにより、観光の高度化・多様化を通じて、社会の持続的な進歩に主体的に貢献できる世界市民・観光人材を養成する。

■大阪観光大学は、日本ではじめて大学名に「観光」を冠した大学として、立地の優位性を生かして日本の観光学研究、観光学教育を牽引する。

1.大阪観光大学は、現代社会の青年の人間形成上の諸課題を深く認識し、教養教育、観光等にかかわる理論、実務の専門教育を通じて、人類の共生社会を築く世界市民であるとともに、観光事業およびサービス業等に係る職業人を育てる。

2.大阪観光大学は、<観光>を究め学ぶことのできる最適な場に位置するという立地的条件を生かし、先端的観光学研究に取り組み、地域と日本、世界の健全かつ持続可能な観光振興に寄与する。

3.大阪観光大学は、多様な文化的背景をもつ学生が豊かな人間関係を育みながら意欲的で高度な学びや自主的諸活動によって充実した大学生活を送ることを支援する。また研究者として、あるいは観光事業実務家として、豊かな経験、業績をもつ教員の研究、教育と諸活動を尊重し、多様な職歴をへて本学で働く職員の大学職員としての主体的意欲的業務の遂行を督励する。

4.大阪観光大学は、教員・職員・学生の協働と参画、また卒業生、地域・社会の方々の参画、観光事業等の実業界との連携をえて、日本の観光学教育を牽引する世界に開かれた大学、地域に愛される大学として再建・創造の道を歩む。

以上の基本的目標を達成するため、次の諸課題を「大阪観光大学 9の約束」として掲げ具体的事業をすすめます。

Ⅰ.大阪観光大学は、時代と社会が求める深い教養と、他者とともに課題を発見し問題解決に取り組むことのできる力を育て、混沌と不安定性に覆われた現代社会を楽しく攻勢的に生きる意欲に満ちた世界市民を養成します。

●本学が、多様な国籍、多様な文化を背景にもつ学生で構成されるキャンパスであることを生かし、世界で生じている諸問題を共有し、学ぶことができるよう教育の内容、方法を工夫します。

●世界の諸問題と自己の人生を重ね合わせ、自己の幸福と他者・社会の幸福をともに実現する意思と実践力をもった市民、国際性と豊かな人間関係力を備えた市民、輝く瞳をもつ青年を育てます。

●観光に関わる多様な鑑賞・創造・交流活動を教育課程に取り込むことにより、楽しさを享受する力、主体的に生きる力を育てます。

●小規模大学の特性を生かし、入学後はもとより、入学前学習から卒後の進路選択まで教員と職員の協働で支援します。

Ⅱ.大阪観光大学は、観光に対する市民的欲求の健全な実現と発展を支える人材の育成に取り組みます。

●これまでの「人の移動を具体的に支援する実務的な面を学ぶ」(観光学部)ことと「人の移動に伴う文化や社会の相互理解を促進する力を学ぶ」(国際交流学部)ことを通して行ってきた人材育成の実績のうえに、日本の観光学教育を牽引する大学としての水準、内容の教育体制への組織的再編成を進めます。

●観光の健全化と高度化に資するため、地域と日本、さらに世界の多様な民間事業体や公共機関で活躍できる観光人材を育てます。

●魅力ある観光地を創造し、観光地と市民の観光欲求を結びつけることのできる人材を養成するため、高度に専門的であると同時に高い実践性を有するハイブリッドな能力の獲得を目指した、先進的かつ創造的な観光学教育を行っていきます。

●正課教育と正課外教育を合わせた就業への準備を充実させ、諸資格を習得することのできるキャリアアップ講座を設置します。

Ⅲ.大阪観光大学は、観光がグローバル化・大衆化した現代を読み解く新しい観光学を確立し、これに基づいて観光事象の過去・現在を解明し未来を展望します。

●本学教員は、自らの固有の研究を基礎にしつつ、本学の先端的観光学研究を推進するとともに、その研究成果を生かした観光学教育に寄与します。

●観光学研究所を核として、科学研究費等の外部資金を積極的に取得するなど組織的研究を推進します。

●観光学の発展を通じて、観光のさらなる発展を可能とするような、世界平和および地球環境と人間に優しい持続可能で健全な地域社会の発展に貢献していきます。

●国内外の観光学研究者、観光系大学、大学院と連携し、高度観光人材や観光学研究者をめざす学生を応援します。

Ⅳ.大阪観光大学は、多様な文化的背景をもつ学生が、安定した学生生活を送り、また社会の中で学び、成長することを応援します。

●適正な授業料等を維持し、経済的諸困難を抱える学生の支援の方策を整備します。

●働きながら学ぶ学生が、アルバイトとしての労働の経験を、市民としての学び、職業人としての学びとして生かせるように応援します。

●多国籍、多文化の背景をもつ学生が、学習と交流の諸活動を通して、相互理解と友愛を育くむことを応援します。

●日本語を母国語としない学生のための学習機会を充実させ、日本語習得を応援します。

●障がい等さまざまな課題を持つ学生については、小規模大学の特性を生かし専門家も加えつつ教職協働による支援を進めます。

●学生の大学の教育や運営その他に関する声に耳を傾け、よりよい大学づくりのための参画を保障します。

Ⅴ.大阪観光大学は、観光学等を学びたいと志望する中学生・高校生、日本での学びを求める海外の学生の憧れの対象となる大学を目指します。

●小学生、中学生、高校生に学ぶことの楽しさを伝え、憧れの対象となる大学であることを目指します。

●高校と連携し、高校生が、自己の人生を展望できる丁寧な入試案内を行うとともに、受験生の学習と未来への意欲を引き出す入試を実施します。

●日本やアジアの観光系高校に対し、本学の観光学研究の成果や日本の観光事業の魅力を伝えるための連携活動を進めます。

●日本の大学で学ぶことを目指す海外からの学生のために日本語別科を設置運営します。

Ⅵ.大阪観光大学は、同窓会等と連携し学生・卒業生の生涯を応援します。

●同窓会の活動を支援し、卒業生、現役学生の交流を促進します。

●大阪明浄女子短期大学や大阪観光大学の歴史のなかで、輩出された有為な人材、母校への高い誇りを持つ卒業生・同窓会とともに、真の「就業力」形成に取り組み、学生が人生の自己決定ができるよう応援します。

●卒業後、社会の変動の中で、学び直しや進路・職業の変更を必要とする卒業生を、同窓会等とも協力し生涯応援する仕組みを作ります。

Ⅶ.大阪観光大学は、教員、職員の不断の研鑚と協働により、また学生の参加をえて持続的に自己改革する組織づくりを進めます。

●学びを求める学生、真理・真実を究めることを求める教員、学生支援・研究支援を生き甲斐とする職員などの真の「コミュニティ」を創造していきます。

●教員と職員がお互いをリスペクトし、教職協働で業務を遂行します。

●学生への信頼と期待にもとづき、大学の運営の諸活動への参画を保障します。

●卒業生、地域、観光事業の発展に関心をもつ人々の声に耳を傾け、今日の大学改革の動向にも学び、改革を進めます。

●観光学教育、観光事業、観光政策等に携わる専門家をメンバーとするアドバイザリーボードを常設し、教育、研究、組織の在り方の自己改革を図ります。

Ⅷ.大阪観光大学は、自立自走できる大学経営を確立し、教育研究環境を整備します。

●健全財政を確立し、「経営指導法人」から脱し、自立経営を実現します。

●教職員の適正な賃金保障を含む労働条件、教育研究条件の改善に努めます。

●老朽化した施設の環境に配慮した計画的整備(エコキャンパス化)を行うとともに、充実したキャンパスライフを実現できる施設整備を行います。

●オンライン授業等が円滑に行えるよう情報環境を整備します。

●地域住民が大学の様々な機能を利用できるよう施設整備を行います。

Ⅸ.大阪観光大学は、次の時代の大学経営を担う人材を養成します。

●教員にはFDを、職員にはSDをより充実させ、さらには経営者をふくめ教職員がともに大学の政策、経営、実践にかんする最新の情報を学ぶ機会をもち、能力開発に努め、時代と社会に応える大学経営のあり方を追求します。

●大学内外から信頼される大学経営陣を、学内構成員による自主研鑽と切磋琢磨を通じて形成するよう努力します。

●女性教職員の大学運営の意思決定への関与を拡大し、男女共同参画の実現を目指します。

●外国人教職員が活躍できる大学運営の国際化を進めます。

以 上