Tourism passport web magazine

学校法人 大阪観光大学

〒590-0493
大阪府泉南郡熊取町
大久保南5-3-1

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大阪観光大の学生や教員が運営する WEBマガジン「passport」

Osaka University of Tourism’s
Web magazine”passport”

「passport(パスポート)」は、観光や外国語、国際ニュースなどをテーマに、 大阪観光大学がお届けするWEBマガジンです。
記事を書いているのは大阪観光大学の現役の教授や学生たち。 大学の情報はもちろん、観光業界や外国語に興味のある方にも楽しんでいただける記事を定期的に公開していきます。

地域連携実践Ⅰ | 熊取産ブルーベリーを使った商品開発(グミ作り)プロジェクト始動!【その1】

「地域連携実践Ⅰ」のプロジェクトの一つとして、23名の学生が熊取産ブルーベリーを使った商品開発に取り組みます。プロジェクトでは、生産の現場に足を運びながら、企画から製造、販売までのステップを通して、農業の6次産業化や地域の産業振興・観光振興について実践的に学びます。

2024年4月17日(水)に、熊取町内にあるブルーベリー農園「和田山ベリーパーク」を見学しました。
和田山ベリーパークは熊取町の支援を受けて2019年にNPO法人グリーンパーク熊取により開園したブルーベリー農園です。現在は第1・第2の2つの観光農園と2021年に開園した第3農園(出荷用農園)があります。


学生たちはブルーベリーが収穫シーズンを迎える6月中旬~8月中旬にかけて、出荷用の第3農園で収穫実習を行います。この日はブルーベリーの栽培に関する基礎知識をレクチャーしていただいた後、実習を行う第3農園に移動して摘花作業を体験しました。摘花とは、大きくて美味しい実ができるよう、葉が茂ってくる前に花芽を減らす作業です。枝についている花芽がすべて実になった状態を想像しながら・・・実が重ならないよう花芽を摘んでいきます。ハイブッシュ系(和田山ベリーパークでは約30品種が栽培されています!)は一枝につき半分程度、ラビットアイ系は一枝につき3分の1程度を摘み取るのが目安だそうです。


NPO法人グリーンパーク熊取の皆さんに教わりながら、学生たちも摘花に挑戦しました。真剣なまなざしで黙々と作業を進める人、虫が苦手でなかなか枝に触れない人、慎重に摘み取る人、はたまた大胆に摘み取っていく人、「こういう作業好きかも!将来はここに就職する!」と自身の適性を見つけた人などなど、学生たちの個性が垣間見られました。


※「地域連携実践Ⅰ」とは:
「生きぬく力(観光職業力)養成科目」のうち「社会連携科目」の一つとして、地域と連携して課題解決に取り組む授業です。2年生の必修科目となっており、学生は複数のプロジェクトの中から関心があるプロジェクトを選択して履修します。

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