Tourism passport web magazine

学校法人明浄大学 大阪観光大学

〒590-0493
大阪府泉南郡熊取町
大久保南5-3-1

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大阪観光大の学生や教員が運営する WEBマガジン「passport」

Osaka University of Tourism’s
Web magazine”passport”

「passport(パスポート)」は、観光や外国語、国際ニュースなどをテーマに、 大阪観光大学がお届けするWEBマガジンです。
記事を書いているのは大阪観光大学の現役の教授や学生たち。 大学の情報はもちろん、観光業界や外国語に興味のある方にも楽しんでいただける記事を定期的に公開していきます。

サイクルツーリズムのすすめ

自転車を活用した観光事業に注目している自治体が増え、自転車専用道路や環境の整備が進んでいる。国土交通省は、訪日外国人観光客が買い物中心の「モノ消費」から体験型観光の「コト消費」にシフトしていく状況に即し、サイクルロードの整備を進め、自転車を鉄道やバス車内に持ち込める「サイクルトレイン」や「サイクルバス」の実施をサポートしている。

「サイクルツーリズム」には、特定の日に特定のコースを走るものやロードレースを観戦するものがあるが、元来自転車は、身近な乗り物であるので、やはり気軽に自分で自転車に乗って観光を楽しむことがおすすめである。なんといっても自転車はCO2を排出しないエコな乗り物である。そして自転車のいいところは、自分のペースで進むことができ、疲れたら休むこともできるし、途中でとまって景色を眺めることができる。最近はレンタサイクルも増えていて、自分の自転車を持ち込まずとも、整備されたサイクルロードを利用して気軽に自転車観光を楽しむことができる。

サイクリストの間では、琵琶湖1週の「ビワイチ」や淡路島1週の「アワイチ」、そして瀬戸内しまなみ海道が有名である。

私のゼミ生は夏休みを利用して、瀬戸内しまなみ海道走破にチャレンジしていた。にわかサイクリストの彼らは、80キロという距離はハードであったらしいが、「サイクリストの聖地」と言われる大三島の宿に宿泊しての1泊2日の景色を堪能したようである。レンタサイクルは何カ所かで借りることができ、返すこともできるらしい。

私は、景色を楽しみたいが、そんな若さと体力を持ち合わせていないので、80キロは無理なようだ。以前行ったのは、門司港でのレンタサイクルである。電動アシストの自転車を借り、海峡沿いの道を関門橋の下を通り、海峡の守護神と言われる和布刈神社を訪れ、人道の関門トンネルをくぐった。山口県側ではふぐ刺しと瓦そばを食し、下関の赤間神宮まで往復した。海を間近に見て、海底トンネルを歩き、自転車でしか味わえない風を感じた、とても楽しい体験だった。左下の写真は、人道トンネルの県境である。

都会でも観光地でも利用できるレンタサイクルがあるので、上手に利用すると行動範囲も広くなり、公共の交通手段を使うよりも、時間短縮になり、観光地を効率的に回ることができる。旅行に出かけるときは、自転車を使っての観光を選択肢の一つに入れてプランをたててみるのがおすすめである。

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