大阪観光大学 准教授 加藤素明 (藝術学専門演習=観光学演習IV担当)  もし手近に大きな柱時計があったら、その文字盤をよく見てみよう。もしかすると真ん中あたりに、”TEMPUS FUGIT”と書かれているかも知れない。ラテン語で「時は逃げる」の意。日本の諺で言えば「光陰矢のごとし」である。例年のことながら、卒業式はこの言葉の意味を噛みしめる機会だ。4年前に出会った学生達が

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大阪観光大学 准教授 加藤素明(藝術学専門演習=観光学演習III、同IV担当)  2010年も早いもので、もう年の瀬。今年は奈良で平城遷都1300年祭が開催され、各種イベントで大いに盛り上がりを見せた。遅ればせながら我が大阪観光大学藝術学ゼミも、師走に入ってからやおら寺社見学と銘打って奈良の古き都を訪れた。急激に冷え込んだ空模様もなんのその、4年生のゼミ生5名は興福寺と東大寺の仏教美術をじかに見る

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大阪観光大学准教授 加藤 素明 (美学・藝術学、西洋古典学)  大学というところにいると、当然ながら当世の若者達と話をする機会が多い。先日こんなやりとりがあった。海外へ観光旅行に行くとしたらどこがいいかという質問に対して、とあるアジアの国を挙げた青年に、その理由を尋ねた。「だって、アウトレットとかぁ、安いじゃないですかぁ。」 文末をだらっと伸ばしながら微妙に抑揚を上げる今時の若者言葉で、この青年は

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大阪観光大学准教授 加藤 素明 (美学・藝術学、西洋古典学)  今年2010年は東京でも関西でも、印象派とその周辺の画家たちによる絵画を特集した展覧会が数多く催されている。オルセー美術館(パリ)やボストン美術館が改装工事中のため、展示できないコレクションを貸し出しているというおかげもあるらしいが、この春から夏にかけて、オルセー美術館展2010「ポスト印象派」展(東京・国立新美術館)、「ルノワール-

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大阪観光大学准教授 加藤 素明 (美学・藝術学、西洋古典学)  7、8月は夏休みシーズン。近年では企業や業界、学校等によって休みの期間に多少のずれもあるようだが、ともあれ待ちに待った夏休み。今年はどこに出かけようか、どんなイベントに参加しようかと、このときを心待ちにしている人も多いことだろう。 ところで、日本人の「休暇下手」が指摘されて久しい。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始に数日間、日本中が故

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